【HSP】ネガティブ思考に感謝する日常

気楽に賢く、正しく生きて行きたいHSPでネガティブな日常を綴ります。

【嫌われる勇気】実行してみると感動!

水曜日は新たな発見がありました。

水曜日気づいたことだけど、火曜日何に腹をたてていたのか全く思い出せなくなっている!!

全く思い出せない!

良いのか?悪いのか?

火曜日の夜は何か職場で注意されたことを高圧的に感じて、グルグル何度もその事を思い出して、湧きあがって来る不快感と怒りと確かに格闘していたんです。

水曜日、火曜日何に腹をたててたのかは全く思い出せないのに、不快感だけはしっかり残っているんです。

水曜日の午後、気づきのある事件がおきました。

誰もいない保育室で椅子を慌てて並べていると「まだ隣が寝てるから静かに」とぞんざいに言われて、静かにカッと来たんです。

確かにちょっと音は響いていました。

言ってきた先生が立ち去った後、

「あえて出しちゃオウ」と心の声がしてきたんです。

実行してみました。

相変わらずちょっと音を立てて椅子を並べる作業を続けたんです。

そしたら何と何とすっきりして!!

「スカッと」あれですね!!

善行であるはずないんですけど。

「まあいっか!」

ちょっとやっていみました。

3時に子供たちが起きるのに、2時45分くらいだから、「まあいっか!」です!

まさかもう一回わざわざ来て言わないだろうと思ったし、この機会だからとトライしてみました。

多分相手は言ったことをバカバカしいと思ってるかもと、心が躍っているのを密かに感じちゃいました。

その時浮かんできた言葉が「嫌われる勇気!」

帰宅してから嫌われる勇気の本の内容について調べまくったけど結論、

「あんまり関係ない!」

関係ないなぁ言い訳には使えませんwww

注意してきた先生は、今は関係ないけど、去年までは毎日同じ部屋だったからやたらと細かいことを言われてストレスだったんです。過去にも2度同じクラスになっている。いわゆる腐れ縁ですね。

だからまた同じクラスになる可能性はあるし、仕返ししてくる可能性だってなきにしもあらずなのに。

「勇気あるじゃん」

と自分が自分に言ってましたね。

私はバカですかねwww

音を立てて作業を続けるなんて、前頭葉のトレーニングが足りないことも分かってます。

目指す精神次元とはかけ離れてます。

もっともっと、前頭葉のトレーニング、マインドフルネス頑張れって、神に言われてるのかもね。

でも妥当な悪魔行動は心の声に導かれました。

今はこれくらいでいいと土曜日先週この出来事を振り返ります。

そして、木曜日、金曜日、恐れていたことは起こらず、楽しく話すことはないものの、「ごみ捨てときます」とか普通の会話は普通に出来る関係。

多分、水曜日、狭い心の瓶に大量の怒りとか憎しみ、矛盾とかニョロニョロした感情が蠢いて今が外れそうになっているフタを押えながら、椅子を静かに並べていたら火曜日のように翌日まで瓶の中身を捨てられずにいたに違いないのです。

水曜日のちょっとうるさいくらいにバンバン椅子を並べた行動は瓶のニョロニョロたちをその場で捨てることは出来たに違いありませんでした。

ただ、空っぽになっているわけではなく、別の何か良からぬものを相変わらず瓶に残していたわけですけど。

その残留物があるからこそ『嫌われる勇気』について調べたり、

まだまだ「前頭葉のトレーニングが必要」という気づきがあったり、

ただ残った不快感を抱えて悩まされるよりはずっといい結果になったと大満足です。l

 

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【映画】ワン チャンス!ストーリーと感想(ネタバレあり)

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Amazon.co.jp: ワン チャンス(字幕版)を観る | Prime Video


笑って泣けて感動できる、出来たら音楽が楽しめる作品を求めてAmazonprimeで検索中、予告編をチラ見して「これにするか!」とポチった決め手は?!

 

ポッチャリ(デブ)の主人公は小学生、高校生ずっとずっと、いじめっ子達から逃げる逃げる。ダッシュの末、横棒に顔面をぶつけぶっ倒れるシーン!

 

見た目の面白さからか?「私も結構残酷ですかね?」

 

その後続くシーン、少年合唱団、青年合唱団で歌う主人公の美声にさらに引き込まれ、見たいという気持ちは100%を早くも超えて「観る!」と決定したのは冒頭5分以内でした。

 

知ったのは視聴後ですが、オペラで成功したポール・ホッツの実話作品だけに美声は録音した本人の吹き替えだというから驚きでした。

 

始めから終わりまで描かれているのはパットしない男子のラブストーリーです。

 

通りの向こうの彼女に朗報を伝えるべく突っ走り車に衝突、そのまま暗雲が立ち込めてしまうシーンも実話なんですね。

 

ウィキペディアのあらすじに波乱万丈の半生とあるのは納得ですね。

 

妻になる彼女ジュルズとは遠距離のメル友でした。携帯電話ショップの上司で親友の風変わりなブランドンに仕組まれ顔を合わすことになる2人。

 

話す中でお互い運命的に惹かれ合いポールのオペラへの夢は共有のものとなります。

 

ジュルズとの約束ベニス留学を実現するポール。喜びの声を電話で彼女に届けることができました。

 

その後恋愛もオペラ歌手としても順調でした。留学の最終目標だったオペラ界の神と言うべくパヴァロッティの前で歌うところまで実現します。

 

ところが、ここからストーリーの雲行きは一気に悪くなります。

 

緊張からいつも通りの美声を発揮することが出来ません。心の弱さを指摘され夢を全否定されてしまいます。ズタズタのメンタルで帰国することになります。

 

その後はオペラから離れてジュルズにも暫く連絡を取れずにいました。

 

そこから、再び立ち上がるきっかけになったのはやはりジュルズでした。

 

愛を伝える一節は彼女の心に届きそれが再び歌い始めるきっかけになりました。

 

2人はそのまま結婚へ、ただハッピーエンドとならないのは実話だから?

 

共同体になった運命はポールの病気やけがでどうにもいい方向には進みません。

 

一度はまた歌えなくなりお先真っ暗、経済的にもにっちもさっちもの状態に陥ります。

 

そんな中でジュルズは強かった。淡々と仕事を掛け持ちしながら生活を支えます。

 

さらに弱気なポールにオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」への応募を進めこれが成功のラストシーンにつながります。

 

ポールの幸福とは言えなかった半生をを支えたのは妻ジュルズだけじゃなくブランドンや両親、彼の声を愛し信じる人たち。その中にいつの間にか私もいたかもしれません。

 

視聴者が最後までポールの人生を応援したくなるのは、舞台上から通りのカフェから、所々のシーンで流れるポールの美声、絶対にジュルズと幸せに歌い続けて欲しい。

 

そんな温かい気持ちで見守ってしまう作品です。

【映画】セッション・登場人物が語るストーリー(ネタバレあり)

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主人公の父親が語る(起)

私の名前はジム・ニーマン。物書きをしながら高校教師をしている。妻とは離婚し大学生の息子、アンドリューと2人暮らしだ。

 

一番の楽しみは2人で映画を見に行くことだ。彼女はもちろん一緒に映画に行く友達もいないらしく、この習慣は未だ続いている。

 

息子の大学はアメリカ名門のシェイファー音楽学院だ。音楽の才能は遺伝と言うのが本当だとしたら彼は残念ながらそれには該当しない。

 

楽器はドラムで好きを極めたと言う所だ。極めたなどとはまだ言えないのだろうが、有名教師のテレンス・フレッチャーに演奏を認められて彼のバンドに昇級したというから驚きだ。

 

映画館のポップコーン売り場で気になっている様子だった女の子(ニコル)に声をかけたようだから自信がついたに違いない。こっちとしては、そっちの方を頑張って欲しいところだ。

 

ドラムだけが友達のような大学生活は哀れに思えてならない。自分にも全く責任がないとは言えないのだが彼の容姿はぱっとしない。同年代でラグビーをやっている甥がいるが、親戚で集まるとどうしてもイケメンの彼に注目が集まってしまう。

 

見た目の問題だけじゃないが一緒に並ぶと申し訳ない気持ちにさえなる。ましてやスポーツと音楽どちらも生業にするのは簡単じゃない分野と言えるが、全員が甥を応援してしまいたくなるようだ。

 

主人公が語る(承)

「ついに俺の時代が来た」そんな気持ちだった。恋愛も演奏も全てがバラ色に染まって行った。

 

運が掛け算されていたと思える要素も10%くらいはあっただろう。フレッチャー教授があの日練習室を訪れた偶然訪れたこと。バンドに入ってから一番手のドラマー、タナ―の楽譜をなくしたことで急きょ発表会で主演奏に抜てきされたこと。

 

でも90%の成功の理由はもともと持っていた才能が開花し始めただけだったのだ。フレッチャーに目をかけられた時から自分の自分への見方が180℃変わった。

 

音楽だけじゃなく恋愛にも積極的になれた。ずっと気になっていたニコルを食事に誘った。断られるという未来予測が微塵もないこの自信。もちろんOKしてもらえた。

 

何度か食事して話をした。音楽とは別のかけがえのない至極の時間。こんな幸せが簡単に手に入る所にあったのは意外なことだった。

 

 

タナ―が語る(転)

俺はシェイファー音楽学院を去ろうとしている。やりきったというか、もう沢山というのが本音だ。

 

これは絶対知ってもらいたいがドラムの才能がなくてリタイアしたとかじゃない。フレッチャー教授率いる最高峰のバンドで一定期間、ドラマーとして主奏者を務めていたのだから。

 

欠けていたのは他の音楽家としての才能だ。それはフレッチャー教授やアンドリューが潜在的に持っている狂気に近い執着だ。

 

彼らのやり取りにいつからか距離を置きたいと思うようになっていた。その気持ちが段々大きくなって音楽を離れて医学の道に進もうと心が動き始めた。

 

自分はアンドリューの狂気に火を焚きつけるには足らない存在だったのだろう。コノリーという下級クラスからのライバルを教授は投入してきた。

 

アンドリューの狂気は教授の計画通り引火した。3人で主奏者の座を競ったレッスンの日は自分も完全に巻き込まれた。

 

朝の2時まで交代でドラムを叩かされフレッチャーのジャッジを受け続けた。自分はあの日完全にやる気スイッチを手放した気がする。

 

逆にアンドリューは選ばれたことでさらに暴走し完全な狂気へ向かい始めたに違いない。目つきは犯罪者のように鋭くなって手はいつも傷だらけだった。

 

どれだけ体をいためつけ練習していたのか。自分は記憶に障害もあるし「ああはなりたくない」そう思うようになっていた。

 

主奏者を務めることになった演奏会に向かう途中交通事故に遭ってしまう。それでも血だらけでドラムをたたく姿は今でも思い出すとぞっとしてくる。

 

「お前は終わりだ」と決定的な一言を言われて狂気は頂点を極めフレッチャーへの暴力に向かう。彼は退学になり自分と同じくシェイファー音楽学院を去ることになった。

 

大学生活を搾取されたのは俺も同じだ。でも自分もアンドリューも命を残せたことでリベンジの機会が残されたと言える。

 

フレッチャーの焚き付けでうつ病から自殺に追い込まれたショーン・ケイシーと比べれば自分は音楽を捨てて良かったと心から思える。アンドリューもそれは同じだろう。

ニコルが語る(結)

アンドリューの話だと教授はもっと若い人かと思っていたから剥げ頭にまず驚いた。ドラムの前で不自然に立ち止まり何かアンドリューに声をかけた。アンドリューの目が泳いでいる。一体どうしたのか?私の心臓もドキドキしてきた。

 

一方的に振られた相手のコンサートに来ている自分が悲しい。ましてやこんなに動揺しているとは全く無意味だ。彼との出会いの走馬灯が頭の中をグルグル回り始めていた。

 

アンドリューとの出会いはバイト先の映画館だった。いつもお父さんと来ていたので存在は認識していたけど、まさか食事に誘われるとは驚きだった。

 

会って話すたびに恋愛の階段を上っているつもりだった。ところが突然別れの判決を一方的に言い渡された。無機物のドラムに敗北するしかなかった。

 

階段を上っていたのは自分だけだったのか?あるいは2人で上ってはいたけど、少し前を歩いていた彼が突然振り返って突き落とされたのか?そうだとしたらそれは相当急な階段だ。地面に叩きつけられ死ぬほど耐え難い痛みを負うことになった。

 

そんなダメージをやっと時間が癒してくれようとしていたところで彼から突然電話があった。出演するジャズフェスに誘ってきた。

 

恨みこそなかったが、転落して全身を打ちつけたダメージはそう簡単に消せるものではなかった。

 

「彼氏と約束しているから行けるか分からない。彼はジャズは好きじゃないから」

口からこぼれ出ていた。彼の言葉が出るまでに心地いい間があった。心がスカっとした。

 

その後フェスの前日ま何度も何度もこのスカっとした瞬間を思い出して快感を味わっていた。そして「もっともっと」という心の声を抑えられなくなった。

 

ついに初めてアンドリューがドラムを叩く姿を見ることになった。全身から汗がにじみ出てきた。隣の弟の存在が恥ずかしく思えてきた。

 

「何でこんなことまでして」

「今目が合った!」心臓がドキドキした。

 

彼の目が泳いでいる。私に気づいて動揺しているようだ。演奏が始まった。ジャズは分からないけど、何となくおかしい。

 

一曲目が終わり会場からはまばらな拍手が起こっていた。

好きな音楽はヘビメタ一色の弟は隣でジャズの観客の空気を読みながら手を叩いていた。

 

暫く舞台上で教授が背を向けアンドリューと何か話している。また彼と目があった。動揺が伝わってきた。

 

「私は何をやってんだ、弟まで連れ出して」

見ていられなくなって、目を伏せている間にアンドリューは舞台からいなくなっていた。

「これが私が望んでいたことだったのか?」

「行こう」と弟の手を取って立ち上がった瞬間、再びアンドリューが現れた。

今度は目力が半端ない!

「ごめんなさい!これは弟なの」

アンドリューのドラムから演奏が始まった。

存在感は完全に教授を超えていた。彼の演奏がバンドをリードしている。

ドラムソロは完全に会場を一体化していた。

弟は立ち上がって体を震わせ聴き入っている。

演奏は音楽のジャンルを完全に超えていた。

純粋に演奏に感動して「スカッとした!」

「誰かぁ~」

「“これは弟です”っていうプラカードを持ってきて」

と心の声が叫んでいた。

 

 

mihocinema.com

 

 

【映画】ファイティング・ファミリー・主人公が語るストーリー(ネタバレあり)

 

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「痛い!ザック」
私はサラヤ13歳、今信じられないけどプロレスのリングの上で兄と戦っている。
両親や見慣れた近所の人たちが私が痛めつけられる度に身をよじって興奮している。
こんな痛みは18歳の今にも続いている。ずっとイギリスの田舎ノーウィッチで兄とリングで取っ組み合いをやってきた。これなくしてはうちの生活は成り立たない。
 
13歳のころは言われるがままにただただやっていただけだった。
 
時を重ねるにつれてプロレスがどんどん好きになった。そしてアメリカのWWEでチャンピオンになるのが兄と描く夢になった。兄はずっと私の引き立て役だったけど、私よりずっと強いし技術も上で私も含め子供たちへの指導もしていた。
 
兄の彼女が妊娠し結婚しようという時、何とWWEのトライアウトに兄とチャレンジすることになった。私は兄と一緒に受かるつもりでいたが自分だけ受かってしまった。兄への後ろめたい気持ち、両親や地元の人たちの期待というち真逆の色合いの気持ちを持ちながら前だけを見てフロリダへ旅立った。
 
養成所での生活は過酷だった。知人と言えばトレーナーのモーガンのみ。モデルとしか思えない女子レスラー達の存在が一番心と体を虐げていた。アメリカ人、容姿に対する劣等感、疎外感。「ザック!お父さん、お母さん!会いたい」毎日心が叫んでいた。
 
完全に自信を失って私は信じられない行動に出た。黒髪を金髪に染めて口ピアスも外してひたすら「彼女たちに近づきたいと」と行動していた。結果的に周囲も自分も好転することはなく益々負の方向に追い込まれて行った。
 
ついにモーガンに本音を吐いた。「ザックと一緒にやりたい」秘めてきた心の声を口にしていた。「技術は自分より下の彼女たちが受かって、何でザックが落とされるのか??」どんどん心の中で大きくなっていた岩のような疑問をぶつけていた。
 
モーガンの考えは深い。自分だけ選んだ理由を理解せざるをえなかった。もう限界だった。心の弱さを指摘され厳しい言葉に勢いでリタイアを決意していた。
 
クリスマス興行に合わせて帰国した。まず兄に気持ちを打ち明けたが反応は厳しいものだった。クリスマス興行で久々に心地いい地元の声援を浴びながら上がったリングで、兄はアブノーマルな戦いを仕掛けてくる。違和感はあったもののまだ兄の心のうちを完全には分からなかった。兄の心も乱れていた。心をぶつけ合いワンネスになることが出来た。自分以上に一戦で活躍することを志す気持ち「こうじゃない」という耐えがたい矛盾。「代わりたい、お前になりたい」兄の心の声が突き刺さった。その剣を引き抜いて再びフロリダへ向かった。
 
リターンしてからは、イギリスで家族と頑張っていた本来の一女子プロレスラーに戻っていた。ネガティブな気持ちは完全に払拭され生まれ変われたことに一番驚いたのは自分だったに違いない。自分が変わると周りも変わり、能動的かつ受動的に次々良いことが引き寄せられてきてきた。『WWE・ロウ』でデビュー、自己実現を目の前にしていた。
 
大歓声が心地よく全身に響く。目の前にいるのはチャンピオン、AJ・リー。無心に戦っている時、ザックも両親も地元の人たちも皆一緒だった。相手を倒すことが勝利じゃなくて自分を出し切ることが勝利という気持ちで挑んでいた。相手は誰でも同じだったように思う。スローモーションのように景色は静かに動いていたい。
 
憧れのチャンピオンベルト。兄と工作して作ったベルトが頭をよぎっていた。
これを手にしているのは自分だけじゃないフロリダ養成所で共に特訓に明け暮れた同僚たち、モーガン、そして育ててくれた両親、自分に輝きを与えてくれた兄。ベルトの重みは次第に現実味を増していた。
 
「ありがとう」心からの感謝の波動がスタジアムの観客の声援と一体化して世界に向かって広がり続けていた。
 
 

 

【私のスーパーヒーロー】ズバリ!スーパーボランティア尾畠春夫さん!

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スーパーボランティア

新しいスーパーヒーローを今日発見しました。その人はスーパーボランティア尾畠春夫さんです。

尾畠春夫さんのことは2018年山口県で2歳の男の子が行方不明になった騒動で発見者として報道された時から知っていました。

でも、尾畠春夫さんが私のスーパーヒーローになったのはこの時じゃありません。

当時は発見のニュースを見た時、尾畠春夫さんが発見した時、名前を呼んで探していたら男の子が「ぼくここ」と言ったというのが変に気になっていました。今思うと本当にバカみたいです。

職場でこのニュースはすごく話題になって、もちろん発見されたことは皆喜んでいたのですが、2歳児が「ぼく!言うかな?」と論争になったのです。

そんな会話が飛び交って夕方、夜、朝、繰り返しのニュースで尾畠さんが話しているのを見ていると悪魔の考えが頭を駆け巡りました。

「うさんくさい!何でわざわざボランティアんに行くかな?」

「スタンドプレーじゃないの?」

「もしかして暫く放置してヒーローになろうとしたんじゃないの?」。

「わざとらしい笑顔!」とか。。

今思うと最低の思考の暴走です。

大きな消しゴムで自分ごと消してしまいたいほど恥ずかしいです。

その後尾畠春夫さんが緑綬褒章の受章したニュースは急行が通過するように見ていたと思います。

でも今日日本だけじゃなくて世界でも表彰されるべき誇らしい歴史的人物とさえ思えます。

「わざとらしい笑顔!」

「はあ~?」

「誰よりも眩しい笑顔に目が開けられません」

それが今日の尾畠さんを見る私の気持ちです。

今日NHKの「インタビューここから」で尾畠春夫さんの生き様に感動しました。

ボランティア魂はハンパない!

目立ちたいとか、表彰されたいなんて気持ちは微塵も感じられないストーリーでした。

学校にも行けない働くしかない、私なら心が歪んでも誰も責められないと堂々と呪いの言葉を連呼しているだろう幸福とは言えない生活をしながら行きついた所で湧きあがった気持ちは“感謝”だったと言います。

災害が起こるたびボランティアに駆け付けるようになったのは後のことで、始めは自分が趣味で上る由布岳の山道の整備をただひたすらやること。これは今も当然のように続けていると言います。

「スタンドプレー!」

「はぁ~」

「何言っちゃんてんの、アホちゃうか!」

生活の目的全てが「困った人がいたらとにかくすぐに駆けつける」。

これを実現するために毎日8キロ家の周りを走って体を鍛えて、食べ物は家の近くで摘み取った野草を心から感謝して食べる生活。

運動+小食=健康

体あっての心あってのボランティア。

スーパーボランティアたらしめる日常に体が固まりました!

「あと50年はボランティアを続けたい」と話す笑顔に一片の嘘はありませんでした。

あんな笑顔で年がとりたい。。

1ミリずつでも尾畠春夫さんに近づきたい

今一番推しのスーパーヒーロー!尾畠春夫さん。

 

 

 

 

 

 

【裏技】4ステップで簡単!段ボールの束ね方

記憶力が低下して段ボールの束ね方が全然覚えられず、自分のために手順をまとめました。4ステップの片手の動きをご紹介します。

 

①ビニールの紐を4に置き、

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段ボールを真ん中に置きます。

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②4の穴をくぐり中心へ向かって紐を引きます。この時空いた手で4の中心が真ん中んからずれないように補助します。

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③中心に来たら、引き続き空いた手でずれないように補助しながら下に引きます。

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④下で結んでハサミでパツンとカットしたら完了です。

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検索していると色々な縛り方が出ていて見ながらやれば簡単に出来ますが、その場だけで全然覚えられませんがこの4ステップは覚えられました。紐を4に置くことからスタートの4ステップ。四角形を縛るならこれですよ!

【映画感想】『スクール・オブ・ロック』(School of Rock)

 

ストーリー

主人公のポッチャリ、髪の毛ボサボサの中年男は収入ゼロの自称ロッカー。金欠の窮地を逃れるためルームメイトの元バンドメンバーの替え玉として小学校の臨時教師に就任する。勉強は何一つ教えることは出来ない中で子供たちをロックに目覚めさせ、ギター、キーボード、ヴォーカルなどのバンドメンバーはもちろん照明や見張り役など全員役割分担して最後にはクラスが一つになってコンクールの出場を目指すことになる。お堅い親に入れられたお堅い小学校で過ごしてきた生徒たちにとって主人公はあまりに刺激的で受け入れるのは簡単ではなかったが次第にそのロック魂に全員が感化されていく。コンクールの前日の保護者会で主人公は替え玉がばれて教師の職を追われることになるが、子供たちは納得できず自ら行動を起こし主人公と共にコンクール出演する。駆け付けた校長と保護者が見る中、ギター少年が自らの悩みを吐き出し作り出した曲をメインヴォーカルは主人公で、バンドから裏方まで一つになって熱演、全観客を感動の渦に巻き込む。コンクールの優勝は逃すもライブ会場にバンド名スクールオブロックの歓声が鳴り響き納得のアンコールへと続きエンディングへ。

見どころ

主人公のちょっとクレージーな熱いロック魂にお堅い学校の小学生たちと一緒に映画視聴者も引き込まれていくことになる作品。まず冒頭からのライブでのダイブシーンは主人公の世界観そのものだ。はじめのライブではブザマというしかないただ笑えるものだったが、最後のライブでは保護者たちの上に飛び舞台まで送られるという爽快なワンシーンとなった。子供たちとの心温まるやり取りは、ロッカーのガサツさがかえって心に突き刺さる、とにかく伝えたいのはロック魂「自分に自信を持って正直になって」それに尽きると言えるだろう。主人公は子どもたちの知っている大人とは異なり本来の同い年10歳の少年が持つべき心を持ち合わせている。その真髄に振れて次々潜在意識に目覚め本来の自分を取り戻したのは子供たち全員のみならず、保護者達によって変えられてしまったという女性校長も同じで、彼女の心と行動の変化も面白い見どころに違いない。