【HSP】ネガティブ思考に感謝する日常

気楽に賢く、正しく生きて行きたいHSPでネガティブな日常を綴ります。

安倍元首相が銃撃され死亡!息子をほめてあげたい!

13時過ぎ休憩室に行くと“安倍元総理が銃撃され心配停止!!!”の話題で持ち切りなっていた。政治、政治家に無関心な自分でも心を揺り動かされずにはいられなかった。その時最初に頭に浮かんだのは旦那の苦笑する姿だった。あくまでも自分の妄想なのだが間違いなくニンマリ笑っているに違いないと確信していた。

 

LINEを確認すると12時代にやはりYahoo!ニュースのURLが送られてきていた。今日は延々感想を語られるに違いないと思うと「絶対にまっすぐ帰るまい」と心に決めた。私は「多分死なないと思うんだよね」と半信半疑よりは確信のある気持ちで向かいに座っていた20代の女の子に話していた。

 

終業後予定通り色々より道して6時過ぎに家に帰ると旦那から元総理が5時過ぎに死亡したことを告げられ自分の予想が外れてちょっとイラっとしてしまった。やはり「どんな人間も生きる権利はあるけど、同情する気にはならない」とか旦那は話してきた。私も否定はしなかった。その後はこの事件の参院選への影響とかの話題で延々と旦那の話は続いた。私と言えば「夫人が到着したのが5時前で亡くなったのが5時3分だから、多分夫人を待って延命をやめたんじゃないか?」とかどうでもいい自分の予測を声を大にして話していた。

 

今回誕生日がぎりぎりで選挙権を得なかった長男は何を感じたのか気になるところだったが、あまりに人として正しかったので驚きだった。銃撃の瞬間の映像を見ながら、SPが一発目の銃声に不動だったことに激怒していた。「体当たりして壇上から下ろすこともできたはず!」。「そうだよね!」と気付かされた。現役総理ならSPが囲んでいて命がけで守ったかもしれないけど。事件後の街の人達の声で元総理が何をしてきたかについて具体的に話す映像は見ないが「どうであれ」と付け加えて同情の声を口にしている人は複数見られた。「どうであれ」の部分が許せないと言う人はいるにせよ、長男の反応はあまりに率直で正当で「もう教えることはなくて、教わるばかりかもしれない」と思えてきた。