【HSP】ネガティブ思考に感謝する日常

気楽に賢く、正しく生きて行きたいHSPでネガティブな日常を綴ります。

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ネガティブ思考の撃退法、長いカタカナ語を覚える記憶術、さらにナゴルノカラバフ紛争について知ることが出来ます。

 

読み進めてるうちに3つの事が自然に頭に定着しています。私の日常から気楽により良く生きる方法をお伝えします。

 

ナゴラーっているの?

クイズ、ネコのうによく泣く県民は?「愛知県民?」「名古屋人?」。名古屋コーチンを食べれば「うみゃ~」、名古屋城の木造化「やってみゃ~」。

 

終わりに「みゃ~、みゃ~」でナゴラーになれます。これは賛否両論あると思いますが、そもそも「ナゴラーなんて聞いたことありません?」多分間違いなくないと思います。ググっても出て来ませんでした。

 

「ナゴラーになることをナゴルと言います」

なんて真面目に書いたら

「まだ続けますかと、もう止めろ」とブチ切れる声が聴こえてきます。

 

名古屋人っぽくなるナゴラー?いったいどう振舞えばいいのか?毎朝モーニングを食べる?

カツ丼は絶対ソースカツ丼これくらいしか思い浮かびません。

 

国内都市ランキングなら絶対5本の指には入るのに?ごめんなさい。本当にごめんなさい。

 

「明日の朝は角のカフェでモーニングを食べる」と話したら、「ナゴルノ?」なんて聞き返す人はまずいないでしょう。

 

そんな人に出会うのは、競馬場で紫、黄色、エメラルドグリーン、群青色など、色とりどりカラフルな馬糞(馬のクソ)を見つけた後、3回万馬券を連続して当てたなんていう幸運な人に出会う位レアなことでしょう。

 

記憶術!チャンク化とイメージ化

「完全に聞いてられませんと」イライラ指数マックス寸前という所ですね。また「ごめんなさい」と謝っておきますが、ここでやっと私が「ナゴルノ?」この質問を投げかけたのかその答えをお伝えします。

 

腐りかけた脳みそに個人的に課しているミッションに「長い横文字を覚える」というのがあります。今回課したのがニュースで見た地名「ナゴルノカラバフ」です。

 

記憶術のチャンク化の分割とイメージ化を活用して覚えました。チャンク化の分割は電話番号を区切って覚えるのと同じやり方です。“ナゴルノ”と色とりどりの馬糞“カラバフ”。2つに分割して、それぞれに勝手なエピソードや映像のイメージを付与して、覚えやすく思い出し易くアレンジしました。

 

「ナゴルノカラバフ」を覚える

これで多分「ナゴルノカラバフ」を一生忘れません。。

もしかしたら、ナゴルノカラバフは旧ソ連領で独立した中東アゼルバイジャンにある地域。

 

隣の国のアルメニア人が住む面積は秋田県ほどの決して大きくない街の名前ということも含めてです。

 

ナゴルノカラバフという名前は忘れたとしても、遠い中東の一地域、このナゴルノカラバフという場所に苦しんでいる人たちがいるって事は一生忘れないかもしれませんね。

 

ナゴルノカラバフ紛争停戦から1か月(2020年12月)

アルメニアアゼルバイジャンの間でここの奪い合いは宗教紛争、欧米や隣国の軍事の自己顕示目的の介入など複雑です。

 

米国などの後ろ盾を得た地域大国のトルコのロケットやドローンを駆使した戦闘でアゼルバイジャンがついに勝利し停戦してから1か月が過ぎた所です。今回両国合わせて死者5600人を数万人のアルメニア系住民が住まいを失ったとされています。

 

島国に住む日本人の私はこういう紛争を理解しようとすると脳に壊れたスピーカー音が鳴り響いて思考停止してしまいます。

 

でも、ニュース映像に映る一般の人たちの姿をただ見ているとそうも思えなくなってきます。

 

紛争に地域が巻き込まれ自分達の家を失い、戦闘に出りだされた息子は行方不明、それでも荷物を敵領に運び出し、ただただ安全に暮らしたいと願う家族の日常。

 

領土を奪われることに納得できずに叫びながら車に押し込まれ逮捕される青年たち。

 

3600円事件の勃発

最近、どうすれば悩まないですむのかとか、そういう情報がすごく気になりよく見るうちに、まずは悩む心を人として当たり前と受け入れて観察する、そして良し悪しを評価しないこと。そんなことを自分なりに学んで人間関係の悩みは大分楽になりました。

 

ただ、昨日お台場に悪びれもなくイルミネーションを見に行き日暮れまで停めた駐車場で駐車券を機械に挿入するとまさかの3600円!久しぶりのやり場のない怒りと悲しみが。。

 

機械の前でうろたえる夫婦。何やってんだと後ろに並んだ青年2人組ににらまれながら「どうぞ」と順番を譲りながら「一日最大1500円は平日だけだったか!」と完全に降伏するしかない受け入れるしかない現実がそこにありました。

 

心の中はメラメラ、炎は自分はもちろん一緒に確認したはずの隣の旦那にも広がる寸前。それでも深く深呼吸、最近本で学んでいる「自分の怒りの感情も俯瞰的に見守る」と声が聴こえてきて、何とかやっとの思いで天空に高くジャンプして黙ってやり過ごしクレジットカードで支払いを済ませました。

 

それでも揺れ動いた心は抑えられず帰り道はおろか夜寝る前まで何度となく頭の中を悔しさが蘇っては消えを繰り返していました。

 

朝一のミッション

翌朝起きた時、昨日自分に課したミッションが降りてきて救われました。スマホのメモ画面を見返し「ナゴルノカラバフ」この言葉を確認して。まず昨日歩きながら考えたチャンク化、そしてイメージ化とストーリーを付与してしっかり頭に焼き付けここで再びしっかり記憶に定着させました。

 

短期記憶を長期記憶に変換するには、インプットしたことを定期的に思い出す必要があるといいます。

 

しかも感情に結びつけて思い出すと定着しやすいとといいます。感情と結びついたアウトプットこれを繰り返すことで定着するということですね。

 

ネガティブが生み出した記憶術

このミッションの直後、昨日の3600円事件の事を明らかに昨日とは違った地点から思い返す事が出来ました。

 

ナゴルノカラバフの人たちのどうしようもない現実に比べて私のどうしようもない現実はあまりに取るに足らないと言い切れるのではと思えて来たのです。

 

車に乗ってすぐに「夕食はハヤシライス(レトルトのこれは言葉には出してません)にしてもらっていい?」旦那は承諾しました。1500円払って、サイゼリヤでの外食をやめればほぼ3600円位になる。

 

「考えようでまだまだ救いようがある事実だったんだ」そんな風に自由に考えて問題を回避できることに感謝することも出来ると急にポジティブに思えて来ました。

 

ナゴルノカラバフの人たちだって、前向きな考え方で生活をやり過ごしている人はいるとは思います。それでも、私のこんな問題よりもやるせない気持ちでいる人は多いのではと思うのです。おそらく第三者にどちらの問題が深刻かと聞いたら9割り以上の人がナゴルノカラバフの人たちだと答えるでしょう。

 

私はこの文章を書いたことで、ナゴルノカラバフと言うインプットを紛争問題と場所の面積、住人の苦しみ、そして自分の3600円事件と共に何度も思い出しました。今後も、自分にとって忘れ難い3600円事件と共にナゴルノカラバフという地名と人々の苦しみと自分のちっぽけの苦悩を天秤にかけた事実を思い出すでしょう。

 

3600円事件のポジティブな意味

記憶を定着させるために3600円事件が自分にとっても、読者のみなさんにとっても有益だったと今確かに思えるのです。皆さんも私の3600円事件の情けない気持ちを共有していただき、エピソード共にナゴルノカラバフとその覚え方について何度も思い出していただければ、この文章を読んで有益だったと振り返っていただけるでしょう。

 

いただけるでしょう。